Be ambitious, dear friends.

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現役英語講師の頭の中。

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“ああ、私の女主人さま!”①

2020.08.29 08:05

アメリカの大学には社交クラブがある。男子学生の社交クラブはフラタニティ、女子学生の社交クラブはソロリティという。簡単に言えば非常に結束の固い部活動のようなものだろうか。誰でも入れるわけでないところが部活動との大きな違いだ。程度の差はあるが、入会には条件が伴う。会員たちに認められた...

悔いのない今日を過ごすこと

2020.08.28 08:05

今年の夏休みは短い。夏休み最後の日が例年通り8月31日だという地域はあまりなさそうである。ランドセルを背負って通学路を歩く小学生たち、ヘルメットをかぶって自転車をこぐ中学生たち、朝のバスを待っている高校生たちを、今週から見かけるようになった。新学期が始まったのだろう。様々な不便を...

マイ・センチメンタル・ジャーニー

2020.08.26 08:05

大学には長期休みが度々あった。夏休みは3ヶ月、感謝祭と復活祭休みが1週間、クリスマス休暇は約1ヶ月。アメリカの学生は学生寮で生活しているので、休みになるとそれぞれ故郷に帰る人がほとんど。私のような留学生たちは、帰国するか、旅行をするか、知人宅に滞在させてもらうか、選択を迫られる。...

グリコ、チョコレート、パイナップル

2020.08.25 08:05

グリコ、チョコレート、パイナップル。この三つの言葉に聞き覚えがないだろうか。今も知っている小学生がいるかどうかわからないが、これはジャンケン遊びの一種である。ジャンケンをし、グーで勝ったらグリコ(3歩)、チョキならチョコレート、パーならパイナップル(共に6歩)、言葉の数だけ前に進...

19年生きた猫

2020.08.24 08:05

ミルルは19年生きた。出会いは私が12歳の時。猫をどうしても欲しくてしょうがなかった私は母の承諾を得て、最近生まれた子猫の飼い主を探している近所の家を訪ねた。そこにミルルがいた。てのひらに乗っかるほど小さいその子猫は、まばらな焦げ茶色に黒いトラ柄のキジ猫だった。ひとめ見るなり「ミ...

夢から醒めた恋⑤

2020.08.23 08:05

私は「言葉」をとても大事にしている。ゆえに自分の言いたいことを100%正しく言い表せたときに、最も幸せを感じる。だから必要な人に必要なタイミングで必要な言葉を伝えることが自分自身の生涯のミッションであるかもしれないと、今では思うくらいだ。当時はそこまで気づいていなかったけれど、シ...

夢から醒めた恋④

2020.08.22 08:05

私の「ショウさんの妹」としての立場は定まったかのようだった。変わらず週に2,3回はメールの往復があり、月に1,2回はショウさんからの電話があった。私はアキさんの手前、いやむしろリカさんの存在を思うと、自分の恋心は絶対に明かすまい、と決めていた。リカさんには一度だけ顔を合わせたこと...

夢から醒めた恋③

2020.08.21 08:05

ショウさんと電話が繋がったのは、それからしばらくしてからのことだった。私たちはごくたまに電話で話すことがあった。といっても、何か特別に急な用事があるときのみ。でも私からは電話はしなかった。勇気を持てなかったのだ。ショウさんのライブの前々日の夜、私の携帯が鳴った。「駐車スペースだけ...

夢から醒めた恋②

2020.08.20 08:05

ショウさんとのやりとりはそれからも続いた。アメリカにいたころと同じ、メールで。ショウさんからのメールは週に一度か二度、送られてきた。内容は、今仕事で関わっているプロジェクトの楽しさについて、やっかいな上司に苦労していることについて、次に開催するライブの日程とお誘い、離れて暮らす両...

夢から醒めた恋①

2020.08.19 08:05

20歳のころ、10歳上の人に恋をした。私の渡米が決まった時、友人の女性が「友人がロサンジェルスに住んでいるから、困ったときがあれば。」とある人の連絡先をくれた。彼は日本で士業と呼ばれる職についていた人で、ロスには修行を兼ねた留学で訪れているらしい。半年ほどしてもらった連絡先の存在...

お金か愛か、どちらを選びますか。

2020.08.18 08:05

大学で心理学の授業を取っていたときのこと。ある日授業で「結婚するならお金があるけど愛がない人か、愛はあってもお金がない人か、どちらを選ぶ?」というディスカッションが始まったことがある。クラスの学生たちは16歳から22歳くらいがほとんど、まれに20代後半や30代がいた。アメリカ人は...

なぜ勉強するのだと思いますか?

2020.08.15 08:05

小学生の頃「なぜ勉強するの?」と教師に質問したことがある。日本では6歳になれば義務教育を受ける。定められた小中学校での9年間の後、多くは高等学校に進み、その後大学に進学する者もいる。本分は勉強と古くから言われ続けているように、学生生活のほとんどは学業が中心である。が、忙しく日々の...

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