ショック!ウエイトレスで大失敗の話し⑤2020.09.30 08:05ウエイトレスとして働いた経験はこれまでに2度ある。高校2年の夏休み期間に隣町の中華料理店でと、ファミレス「S」での半年と2回。最終的にはそれなりにこなしていたが、残念ながらいずれも仕事を楽しむまでは至れなかった。ひとつの理由には、私はスピードを要求される仕事が比較的苦手だというこ...
ショック!ウエイトレスで大失敗の話し④2020.09.29 08:05数週間もすると、仕事に少しずつ慣れていった。相変わらずお昼時の「S」にはお客さんが溢れかえっており、休む暇なく働いていたけれど、継続は力である。少しずつ「今すべきこと」が分かってきた。故に初期の頃ほど悲観的な気持ちは減ったと言える。ただし、失敗してはならないとのプレッシャーから仕...
ショック!ウエイトレスで大失敗の話し③2020.09.28 08:05アルバイトの二日目を迎えた。初日とは言えオーダーミスを連発した上、注文を忘れてお客様を怒らせてしまった罪は重い、と自分を責める思いを止められなかった。が、いちいち落ち込んでいられないのが仕事なのである。翌日もシフトに入っていた私は、暗澹(あんたん)とした気持ちを抱え「S」に向かっ...
ショック!ウエイトレスで大失敗の話し②2020.09.27 08:05ホールの接客係、ウエイトレスとしての仕事が始まった。最近は客側が好きなときに自分の席に備え付けのタブレットで注文できるファミレスも多いけれど、当時はエアコンのリモコンを一回り大きくしたような機械を使って、ウエイターやウエイトレスがお客さんの注文を取っていた。私はこの機械に最後まで...
ショック!ウエイトレスで大失敗の話し①2020.09.26 08:05久しぶりにアルバイトの話し。23歳の頃、数ヶ月間ウエイトレスとして働いたことがある。その頃の私は3つのアルバイトをかけもちしていたが、早朝か夕方以降の仕事ばかりだったので、空き時間の昼間にも何か出来ないかと思ったのだ。午前の比較的遅めの時間から午後早めの時間までという時間に絞って...
やんごとなき記憶2020.09.25 08:05運動会のシーズンである。今年は短縮で行う学校、家族の観覧に人数制限をかけている学校、少数だが運動会自体を取り止めにしている学校、様々にあるようだ。が、例え時間が短縮されてもやはり運動会を楽しみにしてる生徒は多く、一人の生徒は「俺、副団長だからさ。」とちょっと照れた笑顔で教えてくれ...
夜な夜な読書の秋2020.09.24 08:05最近、寝る前に読書をしている。スマホや電子書籍の普及により、もう読まない本をたくさん古本屋に持ち込んだのが昨年。そのためここしばらくは紙の本を読むことがほとんどなくなっていた。その自分が、再び紙の書物を手に取り始めたのだ。きっかけは、眠る前にスマホのブルーライトを浴びないようにし...
ねこじゃらしボタルとオオバコずもう2020.09.23 08:05連休中、久々に出かけてみた。行先は二つ隣町の自然公園。特に計画したのでない。近くを通りかかったのでちょっと休憩にと停まったのだ。その日は良く晴れていたが、駐車場は森の中にあり、程よい日影が心地よかった。もう9月も下旬だというのに、ツクツクオーシが盛んに鳴いており、辺りの草花はほん...
「誰かを好きになったら、どうしますか。」2020.09.22 08:05高校三年生、国語の時間のこと。授業は「たけくらべ」。主人公と幼なじみの少年の淡い恋を描いた小説である。主人公の少女は好きになった少年につい不器用な言動を取ってしまう、というようなワンシーンを学んでいた時のことだ。国語の教師が突如「皆さんは、誰かを好きになったらどうしますか。」と生...
一期一会〜台北編〜2020.09.20 08:05台北は私の大好きな都市である。初めて訪れてより、賑やかで活気があるのにどこか懐かしさを感じる台北にすっかり「ハマって」しまった。飛行機で3時間弱という近い外国は、週末の弾丸トリップにもちょうどいいけれど、できれば3泊4日は過ごしてほしいと思う。観光名所を回るのもいいし、夜市でB級...
仮装なしのトリックオアトリート!?2020.09.18 08:05近所の100円均一ショップ(実はもう100円でも均一でもないが)に出かけたところ、ハロウィングッズが所狭しと飾られているのに気が付いた。トリックオアトリート、という子供たちが仮装して近所の家々を回り、お菓子をもらうというイベントは日本ではまだそこまで浸透してはいないと思う。アメリ...
さらば、エアコン2020.09.17 08:05秋が来た。近頃私は生徒たちとよくこのセリフを口にするようになった。朝夕が涼しくなり、とても過ごしやすくなった。今年4月の新型コロナウィルスによる全国的な自粛期間に、私も自宅からの仕事を余儀なくされた。そこで急遽単なるクローゼット兼物置になっていた部屋をひとつ空けて仕事部屋としたの...