ショック!ウエイトレスで大失敗の話し①

久しぶりにアルバイトの話し。


23歳の頃、数ヶ月間ウエイトレスとして働いたことがある。その頃の私は3つのアルバイトをかけもちしていたが、早朝か夕方以降の仕事ばかりだったので、空き時間の昼間にも何か出来ないかと思ったのだ。午前の比較的遅めの時間から午後早めの時間までという時間に絞って探すと、ファミリーレストランの求人にあたった。午前10時から午後2時まで、という勤務時間が条件にぴったりだったので、早速「求人を見まして…」と電話をかけた。地元で人気の「S」というファミリーレストランだった。


他のアルバイトはコンビニの店員と塾の講師、そして家庭教師という、人と接するものばかりなので、「S」ではできれば調理補助をメインで働きたかった。が、私を面接してくれた店長の若い女性はいとも気軽に「あなたはフレンドリーだから接客がぴったりね。ウエイトレスをお願いするわ。」と言った。


なぜだか知らないが、私は親しみやすい人だと思われることが少なくない。実のところ、人付き合いなど得意な方ではないし(というよりむしろ不得手)、初対面の人と会うときなど心臓がバクバクしてしまい「あ~どうしよどうしよどうしよっっ!!!」などと心中でパニックになっているというのに、不思議とそうは見られない。思い当たることがあるとすれば、どんな人にも出来るだけ笑顔で話すようにしていることくらいだろうか?


とにかくその面接でも、内面の緊張を悟られることなく、正直「やりたくないな」と思っていたウエイトレスとして、めでたく採用となったのである。


あの時もっと勇気を出して「いえやっぱり、調理の方をさせていただきたいのですが…。」とかなんとか言って調理係に変えてもらえばよかった…と後悔したのは、「S」でのアルバイト初日のことであった。


(続く)

Be ambitious, boys and girls!


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