私はフローラ派である。

今日は完全に自分の趣味の話し。


高校生以上の国民のほとんどが持っているのではないかと思われるほどスマホが普及した今日この頃、誰もが気軽にゲームを楽しめるようになった。スマホに至るまで、さまざまなゲーム機器が生み出され、流行り、移り変わって来たが、私がこれまで所有していたゲーム機器は、プレイステーション2だけである。プレステ2、今となってはえらく古い機械になってしまったが。


実は私はゲームは嫌いではないが、続かない。おそらく性格の問題であろう。性格と言っても、飽きっぽいから続かないというよりは、ゲームにおける「勝ちたい」気持ちがあまりないことと、刺激的な画面を長時間見続けるのが苦痛に感じることが原因と思われる。だから、ゲームをプレイするなら、勝敗を決められるものではなくとにかくストーリーが素晴らしいものと画面が比較的単調で疲労しにくいものに限られる(チカチカ光ったり爆発がガンガン起きるタイプは全然ダメだ)。


そんな自分が、唯一愛してやまないゲームがある。初めてそれに出会ってから、何度クリアを重ねてもなお号泣してしまうそのゲームは「ドラゴンクエスト5~天空の花嫁~」だ。これは元々シリーズでも名作との呼び声が高い。今、ドラクエ人気ランキングをちょっと検索してみたところ、「1位:ドラクエ3」「2位:ドラクエ5」「3位:ドラクエ11」「4位:ドラクエ4」「5位:ドラクエ8」と記載されていた。大体のランキングにおいて、ドラクエ5は上位3位までに入っている。そりゃそうだろう。とにかくもう、物語が半端なく素晴らしいのだ。昨今はゲーム好きの生徒たちであってもドラクエを知らない者が増えており、悲しい限りである。


ストーリーの主人公は少年。父に連れられて旅をしている。父の旅の目的はさらわれた妻を探し出すこと。しかし志半ばに命を落とす。主人公は捕らえられ、10年間奴隷として暮らす。やがて大人になった彼はそこを逃れ、父の志を継ぎ勇者を探すために旅立つ・・・中盤位まではこんな感じだ。全然書き足りないけどすごく長いから割愛。


最も素敵だと思うのは、この物語のテーマ。主人公は父に愛され育まれた子供時代を経て、青年期にある女性と恋に落ちる。彼女と永遠を誓い結婚し、やがて二人の間には子供が生まれる・・・と書くと、まあ、ありふれた人生なのだけれど(ゲームだからもっともっと波瀾万丈な出来事だらけだが)、その何気ない幸せを、自分の日常に重ね、改めて実感することが出来るストーリーなのだ。だからこの物語のテーマは「家族」だと私は思っている。今私のスマホにひとつだけダウンロードされているゲームは、『ドラクエ5』なのだ。


前置きが長くて言いたいことが最後の最後になってしまった。このドラクエ5では、主人公が花嫁を選ぶというイベントがある。一人は幼なじみのビアンカ。もう一人は大人になってから出会ったフローラ(プレステ版なので二人のみ)。自分調べではビアンカ派が圧倒的多数だけれど、私は断然フローラ派だ。

理由はまた別の機会に。


Be ambitious, boys and girls!


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Be ambitious, dear friends.

現役英語講師の頭の中。