プロフェッショナル、プロという言葉が好きである。
私自身、働いて長いが、どんな仕事であれ任されて働く機会を得ている限りはプロであらねばならないと思う。フルタイムしかり、アルバイトやパートもしかり。時間の長短や重要度の多少はあっても、おのおの自分が担当している分野や任されている部門において、責任を持って最善を尽くすべきだと考える。
ところで最近、周りを観察して、尊敬すべきプロフェッショナル達は皆一様に“3つのない”を実践していると気づいた。
一つ目は「媚びない」。
プロは相手にへつらうことをしない。これは傲慢であることとは違う。自分自身に揺るぎない自信を持っているので、周りにおべんちゃらを使って、張りぼての善人ぶったり、実力以上に自分を優れた者に見せる必要がない。ナチュラルな自分のままで勝負する。
二つ目は、「妥協しない」。
プロは今よりも状況が良くなることを常に考え、行動する。自分が持てるものを更に磨き、上質にするための努力を怠らない。だから、企画を練るとき、プロジェクトに取り組むとき、それらを実行するとき、最善のみに狙いを定めて働く。
三つ目は、「言い訳をしない」。
人の本質は失敗したときに見える、とよく言われる。人間である限り間違ったり失敗することは起こりうる。周りのせいにして責任逃れをするのか、即座に自信を省みて現状をどのように立て直すかに尽力を注ぐのか、その時明らかになる。これがプロとプロモドキ、本物と偽物の違いだと思う。
学校生活やクラブ活動、ボランティアや地域社会の奉仕も同様ではなかろうか。おのおのが置かれた場所においてプロであるために、ぜひ“3ない”心得を身につけていけたら、と願う。
Be ambitious, boys and girls!
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