梅雨が明ければ夏の日射し

今年の夏はいつもとちょっと様相が違う。


当たり前と言えばそうだけれど、日本のみならず世界中が今新型コロナウィルスの影響を受けて大変なことになっている。多くの人が2020年が始まった頃には、続いて行くと疑いもしなかった「日常」があまりにあっけなく崩れしまうことにただ驚き、なすすべも無く数ヶ月が経った。もちろん、ただ手をこまねいているだけではない。学校生活や仕事のあり方、毎日の生活習慣すら変化させて、みんなで共に予防や自粛に努めている。けれど、未知のウィルスという存在の前には、どうすることもできない自分の無力さと、信じていた日常の脆弱さに、落胆した人は多いのでなかろうか。

私には何もできないけれどせめて医療の現場で働いて下さっている方々、一刻も早く特効薬やワクチンをと研究に携わっておられる方々、公衆衛生に関わっておられる方々、この状況をいかに良くするかに心を砕いておられる政治家の方々… それらの方々のために、祈りたい。そして、自分にできること、清潔を保ち日々を安全に過ごすこと、で協力したいと心から思う。


閑話休題。数日前、梅雨が明けた。

今年は梅雨が長かった。ゆえに、数週間雨の日が続き、常に頭上は何層も重なる薄いベールのような雲が覆っていた。梅雨の間は薄暗くて湿気っていたけれど、結構涼しかったのだな、と気づいたのはそれが明けた翌日のこと。これが夏か…!と思うほど急に、変化が訪れた。とにかく暑い。日射しが強い。強すぎて痛い。そうか、今までは雲があったからこの強い太陽光線は和らいで注いでいたのだなと知った。


天気が良いのは嬉しいけれど、暑すぎるとちょっと困る。が、逆も又然り。雨降りが必ずしも悪いというものでもない。物事にはいつも表と裏がある。意外とこっちに良い面もあったのかと気づけることは、人生で結構プラスになる、と思う。


Be ambitious, boys and girls!


Be ambitious, dear friends.

現役英語講師の頭の中。