トランプ・トランプ・トランプ

ソリティアに"プチはまり"している。


元々カードゲームは好きです。何年経ってもあまり強くはならないけど、つい、人が集まったら「トランプしよっ!」と言いたくなる(でも言わない、いやTPO的に言えないことが多い)。


ただ、トランプゲームって対戦相手がいないとできない。だから今更だけどソリティアのルールを知った時は「1人でもできる!」って、得したような気がしてちょっと嬉しかった。そんなわけで本物のトランプを出してきてプレイしている。ソリティアはすごく単純なルールだから、ストレスなく進められる。だけど、配られたカードの順番とか、並べていく時の勘とか、運とかの要素により、わりと勝てない。5回の内1回か、多くて2回勝てるくらい。全然上手くならないのは素質がないのか。


勝ち負けも面白いけど、ソリティアは集中できるのがいい。真剣にプレーしていると、無になる感じ。慌ただしい毎日、自我を何事かに精神統一する。そういう瞬間も少しは必要でない?ま、悠長にトランプを出して並べている時点で、あまり慌ただしい毎日ではないような気もするけどさ。


私は学生時代に生徒会をしていたのだけど、会議の合間、生徒会室でよく、みんなと「ポーカー」をした。ガチなプレイヤーからすると、私たちのはゆるゆるのルールだったかもしれないけど、とても盛り上がったな。私が好きな役は、昔も今も「フラッシュ」。5枚のカードの柄を揃えるのだ。


思うにポーカーの勝負には3レベルあって、それぞれにおいて「勝てる」手は、㊦スリーカード、㊥フルハウス、㊤ロイヤルストレートフラッシュ、って感じ。とはいえ、㊤クラスのゲームは滅多になく、大体は㊦とかたまに㊥。フラッシュを手に入れると㊦ではほぼ敵なし。㊥でも割と勝てる(※注意※個人の経験による感想です)。一度だけロイヤルストレートフラッシュを出したことがある。あの最強感はなかなか得がたいぞ。


そういえば、以前香港に旅をした際、ついでにカジノで超有名な地域、マカオに寄った。ポーカーだかルーレットにちょこっと参加してみるつもりでテーブルに近づいたけど、自分には向いていないと1分でその場を離れた。その、なんというか、参加者の熱量があまりにも違いすぎていたのだ。プレイヤーの目つき、しぐさ、動き。そこは、私がそれまでの人生で見たことがない、ギラギラ感とヒリヒリ感で満ちていた。数ドル程度のコインをおいたりしたら全員から本気でにらまれそうだったので、早々に退散したのでした。


随分話しがそれたけれど、そんなわけで、ソリティアを楽しんでいます。集中力強化にいいかも。よかったら、お試しあれ。